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害虫駆除を頼んだのに、数日後や数週間後にまた見つけると「施工が失敗だったのでは」と不安になります。ただし、再び1匹見つかったという事実だけでは、施工不良・残っていた個体・新たな侵入のどれかを断定できません。
まずは見つけた日時、場所、数、状態を記録し、契約書や領収書にある保証条件を確認しましょう。そのうえで元の施工会社へ連絡し、再点検の対象か、追加料金がかかるか、同じ発生源と考えられるかを確認するのが順番です。
害虫駆除後にまた出たときの結論
慌てて別の薬剤を大量に使ったり、すぐ別業者へ依頼したりする前に、次の順で確認すると話が整理しやすくなります。
- 安全を確保し、日時・場所・数・写真を記録する
- 契約書、見積書、領収書、保証書を探す
- 元の施工会社へ再点検の可否と費用を確認する
- 保証対象外なら、理由と必要な追加作業を書面で確認する
- 説明や料金が納得できなければ、別業者にも見積もりを依頼する
ハチの巣など危険性が高い場合は、記録のために近づかないでください。巣を揺らしたり大きな音を立てたりせず、距離を取って自治体や専門業者へ相談します。
再発だけで施工失敗とは言い切れない
施工後に害虫が見つかる理由は一つではありません。隠れていた個体や卵が時間差で現れた、新しい個体が屋外から侵入した、施工対象外の部屋や設備に発生源があった、といった可能性があります。設置した粘着トラップに捕まった場合は、駆除後の生息状況を確認している途中ということもあります。
一方で、依頼した範囲と実際の施工範囲が違う、説明された再点検を受けられない、追加料金の根拠が分からない場合は確認が必要です。「また出たから失敗」と決めつけるのではなく、どこまでが当初契約の対象だったかを基準に整理しましょう。
まず10分で再発状況を記録する

施工会社が状況を判断しやすいよう、次の項目をメモします。
- 見つけた日と時刻
- 部屋名と具体的な場所
- 見つけた数と、おおよその大きさ
- 生きていたか、弱っていたか、死んでいたか
- 可能なら安全な距離から撮った写真
- 前回の施工日、施工場所、使用した方法の説明
電話だけで終わらせず、問い合わせフォームやメールが使える場合は記録を残しておくと、後から「いつ、何を相談したか」を確認できます。
保証・再点検・再施工で確認する5項目
「保証あり」と書かれていても、すべての再発が無料になるとは限りません。保証書や契約条件では、次の5点を確認します。
| 確認項目 | 見るポイント |
|---|---|
| 保証期間 | 施工日から何日・何か月か |
| 対象害虫 | 今回見つけた種類が対象か |
| 対象範囲 | 施工した部屋・建物・巣だけか |
| 適用条件 | 清掃や侵入口修繕など利用者側の条件があるか |
| 追加費用 | 再点検、出張、薬剤、再施工のどこまで無料か |
害虫駆除110番の公開ページでは、ゴキブリ駆除について1年間の再発保証を案内していますが、対応エリアや加盟店によって保証内容が異なる旨の注記があります。ゴキブリ以外を含むすべての依頼に同じ保証が付くわけではないため、申込前に自分の地域・害虫・作業内容での条件を確認してください。
まず施工会社へ連絡し、説明が曖昧なら比較する
保証期間内なら、まず元の施工会社へ連絡します。現場や前回の作業内容を把握しているため、同じ発生源か、新規侵入の可能性があるかを確認しやすいからです。
連絡時には「前回と同じ害虫か」「再点検は保証対象か」「対象外ならその理由は何か」「追加作業と総額はいくらか」を聞きます。追加作業を急かされたときも、内容と料金を書面で確認してから判断しましょう。
説明が曖昧、連絡がつかない、料金の根拠が分からない場合は、別の業者から見積もりを取る方法があります。国民生活センターも、極端に安い広告だけで決めず、作業内容と料金を確認し、可能なら複数の見積もりを比べるよう案内しています。想定外の高額請求で困ったときは、消費者ホットライン「188」へ相談できます。
賃貸住宅では管理会社への連絡も忘れない
賃貸住宅では、壁の中、共用配管、建物外周など専有部分だけでは対処できない場所が発生源になることがあります。自分で穴を塞いだり設備を外したりする前に、管理会社や大家へ連絡し、前回の駆除内容と再発状況を共有しましょう。
費用負担は契約や原因によって異なるため、「入居者と貸主のどちらが必ず負担する」とは一律に決められません。賃貸借契約書と管理会社の案内を確認してください。
再施工だけで終わらせず、再侵入を減らす

再点検や再施工を受けても、餌・水・侵入口が残っていると、新しい個体が入る可能性があります。ゴキブリ対策について横浜市は、食品やごみを密閉する、食器や排水口を清潔にする、隙間を塞ぐ、粘着トラップで生息を確認するといった方法を案内しています。
- 開封済み食品とペットフードを密閉する
- 生ごみを放置せず、ふた付き容器へ入れる
- シンクや排水口の水分・汚れを残さない
- 配管まわりや巾木の隙間を、管理上問題のない方法で塞ぐ
- 粘着トラップの位置と捕獲日を記録する
害虫の種類によって対策は異なります。シロアリ、ハチ、建物内部の大規模な発生などは、自己判断で薬剤や工具を使わず、専門家に安全な方法を確認してください。
害虫駆除110番が候補になる場面
元の施工会社と連絡がつかない、保証対象外の理由に納得できない、別の業者にも見立てを聞きたい場合は、害虫駆除業者の紹介窓口を利用する選択肢があります。
害虫駆除110番は、ゴキブリ、ダニ・ノミ、シロアリ、ハチなど複数の害虫について相談を受け付け、公開ページでは24時間365日の受付を案内しています。ただし、実際の訪問時期、料金、保証、対応可否は地域・加盟店・現場状況で異なります。申し込む前に、再発状況と前回の施工内容を伝え、見積もり範囲を確認しましょう。
よくある質問
駆除後に1匹出たら、すぐ再施工が必要ですか?
1匹だけでは原因を断定できません。まず日時・場所・状態を記録し、施工会社へ連絡して、想定される経過か再点検が必要かを確認してください。
保証期間内なら必ず無料ですか?
必ず無料とは限りません。対象害虫、施工範囲、保証期間、免責条件、出張費などが契約ごとに異なります。保証書と見積書を確認し、不明点は書面で質問しましょう。
別業者へ頼む前に何を用意すればよいですか?
前回の見積書・領収書・保証書、施工日、施工場所、再発の写真と記録があると説明しやすくなります。別業者にも、調査費、追加料金、作業範囲、保証条件を確認してください。
まとめ
害虫駆除後にまた出たら、再発だけで失敗と決めつけず、日時・場所・数・写真を記録します。次に契約書や保証書で対象期間と範囲を確認し、元の施工会社へ再点検・再施工・追加料金について質問しましょう。
連絡がつかない、説明や料金に納得できない、別の見立ても確認したい場合は、他の業者を比較する方法があります。危険な害虫には近づかず、安全を優先して相談先を選んでください。

